いしがきやま(さんやまのかみ、あいぬのこせんじょう)
No.19石垣山(サン山の神、アイヌの古戦場)
構成要素
サン山の神、アイヌの古戦場
石狩川の浸食によって露出した柱状節理(溶岩が冷え固まる時にできる割れ目)の巨岩、奇岩が連なる標高525メートルの「石垣山」は、ロッククライミングの名所として知られています。その昔は「サン」と呼ばれ、病魔を一喝して追い払う力を持つ、サン・コㇿ・カムイという神がいたといわれています。一方で、アイヌの古戦場になったという伝説も残り、壕の跡や縄文時代の土器や矢じりなども出土しました。近年では、幕末の探検家、松浦武四郎や間宮林蔵が訪れたという記述も残っています。
基本情報
- 文化財の名称
- 石垣山
- 所在地
- 愛別町(自治体情報へ)