カムイと共に生きる上川アイヌ
〜大雪山のふところに伝承される神々の世界〜
イメージ写真集
日本遺産について
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組です。
日本遺産ストーリーを読む前に
大雪山の麓には、様々なアイヌ文化とその歴史が存在し、それぞれの地域で民族文化の伝承活動が行われております。
本日本遺産認定ストーリーは全12市町で構成しておりますが、ストーリーに記載のある「上川アイヌ文化」については、旭川市から上川町にかけての石狩川沿い及び東川町に伝承されるアイヌ文化・歴史を指しております。
富良野地方や十勝地方については、それぞれに異なるアイヌ民族の歴史・文化・伝承があり、今回それらの地域では「大雪山」を文化財としてストーリーが構成されております。
平成30年度 日本遺産認定
美しく厳しい大雪山のふところに、カムイ〜神〜を見出し共に生きた“上川アイヌ”。彼らは激流迸る奇岩の峡谷に魔神と英雄神の戦いの伝説を残し、神々への祈りの場として崇めた上川アイヌの聖地には、クマ笹で葺かれた家などによりコタンを復元し祈りを捧げ続けています。
21の構成文化財
カムイと共に生きる〜上川アイヌ、神の里“カムイコタン”、上川アイヌの聖地“チノミシリ”嵐山、神々の遊ぶ庭“カムイミンタラ”大雪山、カムイと共に生きる人々の営みなど,ストーリーは21の文化財によって構成されます。